俺の責務を全うする Written by Kawhichi

【実例】格安SIMへの乗り換えに失敗しました。でも大手キャリアには戻りません。

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こんにちは。クワイチです。

今回は格安SIMへの乗り換えに失敗した実例をお話をしたいと思います。

固定費の削減を目的として格安SIMへの乗り換えて半年ほど経ちますが、ひと月の請求額が大手キャリア時代の請求額を2か月連続で上回ってしまいました。

現在利用しているMVNO(OCN モバイル ONE)のままでは、今後さらに請求額が高額になる可能性が十分に考えられるので他社への転出を決意した次第です。

毎月の請求額におびえて暮らすのは大きなストレスになりますから。

【実例】格安SIMへの乗り換え失敗例

まず見ていただきたいのは毎月の請求額です。

ごらんのとおり、直近の2か月が高額になっています。スマホ表示だとちょっと見にくいかもしれませんが先々月が8,615円、先月が7,735円でした。

なぜ料金が安いはずの格安SIMで毎月の請求額が大手キャリアより高額になってしまうのか?

原因は通話料金の増加

結論から言うと、高額請求の原因は通話料金の増加です。

10月分の請求内訳をみると請求額8,615円のうち国内通話料金が5,200円も発生しているのです。かけ放題プランに加入しているにもかかわらずです。

本来、この国内通話料5,200円は0円にできたはずなんですね。

なぜ、こんなことになるのかというと、このかけ放題プランの適用条件となっている専用の通話アプリを使用していないからです。

OCN モバイル ONE の場合は「OCNでんわアプリ」というアプリを使って発信する必要があります。もしくは、発信時に「003544」を通話番号の先頭に付けて発信することでもプラン適用となります。

いずれにしても、かけ放題プランが適用されない理由はリダイヤル通知から発信しているからなんです。リダイヤル通知からの発信だとデフォルトの電話アプリが起動してしまい、先頭に番号を付けることができないんですね。

これを防ぐには、リダイヤル通知から発信をせずに、専用アプリを開き、専用アプリの着信履歴から発信することが必要になります。実際、僕はこの方法で5年ほど前から格安SIMを使っています。

そうです、この格安SIMへの乗り換えに失敗した話は僕の友人の話です。

彼曰く、不在着信に緊急でかけ直す必要があることが多く、瞬時に専用アプリの着信履歴にたどり着くまでの操作をする余裕がないために、リダイヤル通知からの発信をせずにはいられないそうです。

確かに、急いでいたり、片手が使えないとか、そういうときにリダイヤル通知からワンタップもしくはツータップで発信できるのは便利ですよね。頻度の問題で、そういう状況が多い場合は専用アプリからの発信というのは少なからずストレスを感じるところだと思います。

大手キャリアの最大料金を比較

OCN モバイル ONE からの転出を決意し、転出先として最初に考えたのは大手キャリアでした。料金は安くないけど、突然の高額請求を心配する必要はないだろうと。

何年かぶりに大手キャリアの料金体系をじっくり見ましたが、相変わらず各社ともプランや割引内容が複雑で、最大かかり得る料金を理解するのに苦労しました。

「4G料金」「ギガ使った分だけプランの最大料金」「かけ放題オプション付」という条件で比較ました。最大かかり得る料金を知りたかったので家族割引や初期割引などの各種割引は考慮していません。2年目、3年目に最大かかり得る料金の比較です。

  • 【ソフトバンク】
    ミニフィットプラン + かけ放題:9,280円/月
  • 【ドコモ】
    ギガライト + かけ放題:7,850円/月
  • 【au】
    ピタットプラン 4G LTE + かけ放題:7,850円/月

比較した結果、auとドコモならギガ使った分だけのプランで最大8,635円(税込)ということで、だいたい毎月9,000円をスマホ通信費として把握しておけば良さそうです。

やっぱり、ちょっと高いなと思いましたけど、あくまでギガを消費し切ったときの最大値ですし、いきなり高額請求の心配がなくなるメリットは大きいと思います。

さて、いよいよ大手キャリアへの再乗り換えを申し込むところまで来ました。

来たんですが、ここでふと、あることが頭をよぎりました。

「通話アプリ不要のMVONってないのかな?」

乗り換え先はここに決定!

通話料割引の条件となる通話アプリの使用や先頭の番号追加発信をしなくても、かけ放題オプションの対象となるサービスはないのかと。

格安SIM(MVON)は通話アプリ必須だと思い込んでいたのですが、調べてみたらあったんですねこれが。

  • Yモバイル
  • J:COM

それが、YモバイルとJ:COMです。すべてのMVONを確認できていないかもしれないので漏れがあるかもしれませんがご了承ください。

  • 【ワイモバイル】
    スーパーだれとでも定額 月額料1,000円
    スマホベーシックプランS(3GB) 2,680円/月
    合計:3,680円
  • 【J:COM】
    月額基本料金(5GB) 2,980円(税抜)
    かけ放題(60分/回) 1,500円(税抜)
    合計:4,480円

ギガ制限はありますが、やっぱり大手キャリアと比較するとMVONは料金を安く抑えることができますね。かけ放題の1回60分制限がなければ、ギガが多い分J:COMもいいかなと思いましたが、最終的に彼は乗り換え先をワイモバイルに決定しました。

ちなみに、僕は楽天モバイルを利用していますが、1年間無料キャンペーン中なので直近6カ月の請求額は平均22円/月と超破格です。機会があれば楽天モバイルについても語りたいと思います。

さて、次回は「【乗り換え後6か月】ワイモバイルのメリットとデメリット」で月額料金の推移もお知らせしたいと思います。お楽しみに!