俺の責務を全うする Written by Kawhichi

やっぱり日本製が安心?パルスオキシメーターの選び方【まとめ】

Health

こんにちは。クワイチです。

新型コロナウイルス禍は悪化の一途を辿っており、かかりつけ医を受診するのを躊躇するようなフェーズになってきました。

喘息と食物アレルギーを持つ子供の保護者としては、これまで以上に警戒レベルをあげる必要があり、不要不急の医療機関の受診を避けるべく、しかし必要な場合には躊躇なく受診を決断できるよう、パルスオキシメーターの導入を決意した次第です。

パルスオキシメーターを選ぶにあたり優先したい「精度」ですが、よくよく考えてみると「精度」の善し悪しを判別する方法というのはないことに気づきます。

Amazonや楽天市場でパルスオキシメーターを検索してみると数千円から数万円のものまで数多く出てくるのですが、指を挟むと数秒で数値を表示する、という基本的な機能はどれも同じため、どれを選べばいいのかわからない状況に陥りました。

ただ自分が気持ちよくなるためのガジェット選びであれば「ま、これでいっか」とレビューなどを参考にしつつ価格とデザインで選ぶところですが、喘息と食物アレルギーを持つものにとっては命にかかわる指標になりますので、少しでも「精度」の信頼性を担保し得るかもしれない選択基準はないものか、探してみることにしました。

本記事は、そのまとめです。

日本製のパルスオキシメーター3選

製造国の違いによる比較は意味の薄いものになってきているとは思いますが、先日、同じメーカーが発売している日本製とそうでない、外観がほぼ同じピアノ椅子に同時にふれる機会があった時に、梱包のダンボール箱からして明らかに日本製の方がしっかりしていて、今まで個人的には漠然とした認識だった「日本製の質の良さ」を鮮明に実感する出来事がありました。ピアノ椅子自体にも歴然と差があったことは言うまでもありません。

そんなこともあって、日本製というのはまだまだ製品の信頼性を担保し得る基準になると考えます。

Amazonや楽天市場では日本製のパルスオキシメーターが十数機種販売されていました。その中から厳選した3機種をここでご紹介します。

NISSEI パルスフィット BO-750

日本製のパルスオキシメーター十数機種の中で一番いいと思ったのが日本精密測器(NISSEI)のBO-750です。

パルスオキシメータの基礎安全及び基本性能に関する個別要求事項を規定したJIS規格(JIS T 80601-2-61)の基準を上回る厳しい社内品質規格に適合している、というのが精度の信頼性に対する不安を軽減してくれます。

さらに、3年保証、耐用期間5年、耐薬液・耐衝撃対応など高品質でプロユースな仕様が安心感を増幅してくれます。

ちなみに、コニカミノルタから発売されているPULSOX-Neoはデザインも含めてこのBO-750とほぼ同じ仕様となっており、コニカミノルタの偉い人もこの機種を気に入ってコニカミノルタブランドでの発売に至ったのではないかと推測します。

マイスコ パルスオキシメータDX

松吉医科器械から発売されている「マイスコ パルスオキシメーターDX」は日本製のパルスオキシメーターとしてはベストバイかもしれません。

前述の日本精密測器が製造しており一定の信頼感を得られる上に、松吉医科器械の系列会社が運営するショップで比較的安く販売されており、お得感がピカイチです。

●マイスコ パルスオキシメータDX マツヨシ 楽天市場店
https://item.rakuten.co.jp/matsuyoshi-web/m0151/

ちなみに、松吉医科器械は宇都宮ブレックスほか栃木県内の4つのプロスポーツチームのオフィシャルスポンサーを務めるなど、積極的に地域に貢献する活動をしている立派な企業です。

NISSEI パルスフィット BO-650

日本製のパルスオキシメーター3選の最後は「NISSEI BO-650」です。

今回、パルスオキシメーターについて調べていく中で日本製のパルスオキシメーターといえば日本精密測器(NISSEI)という考えに至りました。

BO-650はNISSEIブランドで一番安く買える機種になります。実売価格がもう少し安いBO-600というのもありますが、こちらは小児非対応ということなので今回は除外しました。

●日本精密測器 パルスオキシメーター BO-650
https://product.rakuten.co.jp/product/-/9c63f193b743fb7dcc500361de90d206/

以上が日本製のパルスオキシメーターおすすめ3選になります。

ここで、残念なことに僕個人としては経済的な理由で日本製のパルスオキシメーターは買えないことがわかりました。

1万円以内のパルスオキシメーター3選

ここからは1万円以内で買えるパルスオキシメーターを見ていきたいと思います。

Amazon楽天のランキングにランクインしているパルスオキシメーターの中から3機種厳選しました。

ドリテック OX-101

Amazonで800近いレビューを得ている機種です。

https://amzn.to/35deYLz

・耐用4年 ・反転表示 ・体重15kg以上

ドリテック OX-102

こちらは酸素飽和度が95%以下になると点滅して知らせてくれる注意喚起表示に対応した機種です。

https://amzn.to/2XhPdoM

・耐用4年 ・反転表示 ・注意喚起表示 ・体重15kg以上

ダイキン ライトテック DP1

ブランドの知名度はナンバーワンでしょう。ダイキンブランドが安心感を与えてくれます。
https://amzn.to/3ohY1XW

・反転表示 ・ダイキン ・iso 80601-2-61:2011に適合 ・耐用期間5年

ドリテックのパルスオキシメーターが売れている印象です。AmazonではOX-101が800近いレビュー数でベストセラーとなっていました。

ドリテック以外にも、ランクインしている商品に関しては総じてレビューのスコアも良く、安いからといって粗悪なものはなさそうでしたが、いまどき製品の公式な情報がインターネット上に公開されていないような機種はまっ先に除外しています。

パルスオキシメーターを選ぶポイント

ここまで見てきて、だいたいパルスオキシメーターを選ぶ際に見るべきポイントがわかってきたので整理しておきます。

・小児対応
ここで紹介したものはすべて小児対応(おおむね6歳以上)ですが、たとえばドリテックのOX-200は体重25kg以上対応なので小学校の低学年だと対応しない場合があります。子供用として選ぶ際には重要なポイントです。

・表示反転
数値表示が反転しないタイプの機種がありますので、自分自身の測定用とする場合は、表示反転可能な機種が良いと思います。

・耐用年数
耐用年数とは使用を開始してから当該医療機器を使用できる期間です。今回見てきた中では3年から5年のものがありました。長期的に考えれば耐用年数が長い方がお買い得かもしれません。

・日本製
製造業者として社名を確認できたのは「日本精密測器株式会社(NISSEI)」と「株式会社トライアンドイー(Pulxy+ / MyCare)」の2社でした。

・ISO(JIS)適合
パルスオキシメータの基礎安全及び基本性能に関する個別要求事項に適合しているかどうか。

おそらく多くの機種が適合していると思われますが、わかりやすくホームページなどに公表している機種は意外と少なかったです。

僕が選んだパルスオキシメーター

最後に、最終的に僕が購入したパルスオキシメーターをご紹介したいと思います。

DAIKIN(ライトテックDP1)

僕は、1万円以内で買えるコーナーでご紹介したダイキンのライトテックDP1を購入しました。

決め手は「価格」「ダイキンブランド」「耐用年数5年」「ISO適合」「デザイン(カラーバリエーション)」といったところです。

第一に、7千円弱(ポイント還元で実質価格は6千円ほど)ギリギリ手が届く価格というところと、品質の信頼性については「ダイキンブランド」が大きかったです。それに「耐用年数5年」「ISO適合」で文句なしです。そして、デザインも悪くない。

まだ使い始めたばかりですが、今のところ使い勝手は特に問題ありません。

小学校低学年の子供はだいたい98~99%の数値が表示されますが、僕はいつもだいたいそれより1%少なくてなんだか悲しくなります。96%以上は正常値とのことなので気にする必要はないと思いますが。

何かの早期発見につながるかもしれないので今後も継続してチェックしていこうと思います。

ちなみに、もう1つの数値である心拍数も確認しておくのも大事なようです。WHOによると、10歳以上の人の正常な心拍数は60~100拍/分の範囲です。

本記事が、あなたのパルスオキシメーター選びの一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。