4年生バスケチームでリーダーシップを育てる方法:ボルダルールの活用
練習を通してチームワークを強化
小学校4年生にバスケットボールを教えている中で、チームワークやリーダーシップの重要性を改めて感じることが多いです。特にキャプテンや副キャプテンの選出は、チームの士気や結束に大きな影響を与えます。今回はその選出に使用している「ボルダルール」について、紹介したいと思います。
ボルダルールとは?
ボルダルールは、順位をつける投票方式です。キャプテンやリーダーを決める際、候補者に対して順位をつけ、得点を計算して最も支持が集まった人物を選出します。これにより、単なる多数決では選ばれにくい「広く支持されるリーダー」が選出されるのが大きな特徴です。
メリット
- 幅広い支持を集めるリーダーを選出できる
- 少数派の意見も反映されやすい
- フォロワーシップを促進し、チーム全員が一体感を持てる
デメリット
- 候補者が多い場合、順位をつける作業が複雑
- 全員の意見を集約するため、時間がかかることがある
実際の練習での応用
先日の練習では、キャプテンと副キャプテンのリーダーシップが光りました。ボルダルールを通じて選ばれた彼らは、チームをまとめようと積極的に行動し、声掛けをしていました。ただ、まだリーダーの指示に反応できていない子も見受けられました。こうした状況に対して、フォロワーシップを促すことが重要だと感じました。
フォロワーシップを高めるために
キャプテンにだけ頼るのではなく、チーム全体が協力して動けるようにフォロワーシップの重要性を伝えることが鍵です。次回の練習では、リーダーシップとフォロワーシップについて一言話し、チームのコミュニケーションをさらに強化していきたいと思います。
参考リンク