小学生バスケの1対1練習法:レイアップからリバウンドの流れを活用したトランジション局面の練習
小学生向けのバスケットボール指導では、楽しみながらも試合で役立つ力を身につけさせることが大切です。今回は、子どもたちが楽しめた「トランジション局面の1対1練習」をご紹介します。この練習を通して、オフェンスとディフェンスを切り替える力を鍛え、試合中の瞬発力や判断力を養います。
練習の流れ
- ディフェンス役が45度からレイアップを打つ
- オフェンス役がローポストで待機し、リバウンドをキャッチしてすぐに逆ゴールを目指す
- 最初にシュートを打ったディフェンス役は、リバウンドを取ったオフェンス役を追いかけて1対1を行う
練習の目的
- レイアップシュートから瞬時に攻守を切り替える力を養う
- オフェンスは、ドリブルでスピードを落とさないようにシュートまで持ち込む
指導のコツ
子どもたちに「攻守の切り替え」を意識させ、楽しみながら実戦で役立つプレイを習得させましょう。練習後には振り返りの時間を設け、改善点や気づきを共有することで理解が深まります。
- まだ勢いのあるレイアップが難しい場合は、シュート後に壁にタッチしてからディフェンスに入るようにすると、よりトランジションらしい流れを体感できます。
- 子どもたちのレベルによっては、ダラダラとドリブルを続けて1対1が長引くこともあるため、オフェンス時のドリブルを回数を制限すると良いでしょう。